アクロバティック０．７５

アクロバティック０．７５　第４３話（棒太）

こんばんわ、棒太です。

＞もしかして、大坊太一というのは棒太さんの本名ですか？

お見込みのとおりです。
理由さんには僕の恥部を全部晒してしまったので、ええい、この際だ、本名も名乗っちゃえとイキオイづいて宣言しちゃいました。あ、だからって、理由さんの本名とか教えてくれなんてこと言いませんからご安心を。

さて、再度お誘いをいただいたので、早速チャットに顔を出してきました。
壱ゐさんでしたっけ？その子とふたりで少し雑談などしました。
理由さんはイイ人だよっ！って彼女（？）言ってましたよ。
なんだかやたらと明るい子ですね。ちょっと圧倒されました。
でも、あの子は死ぬ気なんかなさそうですね。むしろ心中ごっこを楽しんでるふうだった。ウソの世界で遊んでるとでもいうべきか・・・
彼女が本当に女子高生かどうかも怪しげです。ちゃんと趣旨分かってんのかなあ……なんて思ったりして（いや、彼女のこと、悪く言うつもりはないんですけどね。でもちょっと心配になって……）

チャットに入るとき、かなり迷いました。
理由さんがいなかったこともあるんですが、それよりも何よりも僕の名前をどうするかで……
「棒太」で入るべきか、「大坊太一」で入るべきか、ホントつまんないことで悩みました。
結局、「棒太」で入ってしまいました。
ウソの世界で遊んでるのは僕も同じだってことなんでしょうね。
どうやら僕は最後の最後までダメ人間のようです。（笑）

ところで理由さんは何時ごろチャットに居るんですか？　
理由さんとは一度じっくり話してみたいです。

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