びっくりさせりゃいいってもんじゃない

 




【びっくりさせりゃいいってもんじゃない】
 
中島美嘉と高島礼子はたぶんどこかで血がつながってると思うんだ(根拠なく力説)
で、おなじみのヒカコラですよ、こんにちは!


民主党の新党首に我が岩手県出身議員小沢一郎氏が選出されました。
その賛否についてはちょっと置いといて、今日は執行部人事報道について語っちゃいます。
自分のめんこ(こちらの方言で可愛がっている者)ではなく、前執行部をほとんどスライドさせることで党をまとめていこうという人事は、まさに"小沢流サプライズ人事"であるといったカンジで報じられているところですが、どうも小泉首相の劇場型政治、よく言えば"国民に分かりやすい政治"の流れからか、内閣のみならず野党の人事にまでサプライズを期待する傾向が顕著のようでして、ボク的には「それってどうなのよ?」と首を傾げているところなんです。
そもそもサプライズってのは、驚かされた人が喜んでナンボのものじゃないですか。
意外な人事をしたからって、実績も上げていないうちから国民は喜んだりしませんよね。
たとえば幹事長に河村たかし氏が選ばれたって、ビックリはするけど別に嬉しかないでしょ。
要はね、サプライズっていえばなんでもアリなのかと苦言を呈したいわけですよ。
はっきり言ってボクらそんな刹那的に生きてないッスよって言いたいわけですよ。


 来月から消費税を20%にアップします。
 >サプライズ!

 来週から年金未納者には否応ナシに実刑を科します。
 >サプライズ!

 今日から徴兵制を復活します。それがいやならオリンピックで金メダルのひとつも獲ってきやがれ。
 >サプライズ!


つうことで、サプライズサプライズとちょっとうるさいなと思う今日この頃なのであります。
それもこれも旧態依然=悪という図式がまかり通っているからこその風潮なんでしょうな。
既得権やら制度疲労やらモロモロの問題はあるのだろうけど、今ある制度の全部が全部悪いってワケじゃないのにねえ……。
that's all


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