変身ヒーロースナック

 
  
 
 
珠玉の個性派怪人列伝
(グリコ変身ヒーロースナック「おまけカード」より)






 変身ヒーローモノといえば、個性豊かな怪人たちはなくてはならぬ存在である。


 ここではそんな無様に殺られるためだけにつくられた怪人たちの中でも、


 とりわけキワモノと呼べるであろうものをいくつかご紹介していこう。




 まずは秘密戦隊ゴレンジャーより



 ババーン!

 野球仮面(やきゅうかめん)

 どーですか、このストレートなネーミング。

 なんか聞いたこっちが頬をぽっと赤らめてしまいそうな直球勝負なお名前ぢゃありませんか。

 そうですそうなんです、これこそがゴレンジャーシリーズの恐るべき特徴なんです。

 なお、頭にピッチングマシーンらしきものが見えますが、けして目の錯覚ではありません。

 なにしろあれがメインの武器なんですから。

 しかもこやつ、ストレートなネーミングとは裏腹に結構ちょこざいな変化球を投げてゴレンジャーを苦しめますが、

 最期は「ついに引退のときがきたか〜」とか抜かしやがって爆死します(萎)





 というわけで、

 彼の第2の人生(野球場のマスコットキャラとしての)に幸あらんことを願ってやまないところである。
 千葉ロッテあたりで見かけたら暖かい言葉をかけてあげてください












 では、もういっちょ秘密戦隊ゴレンジャーより

 ぽっぽー!(汽笛)

 機関車仮面(きかんしゃかめん)

 もう聞くまでもないですね。

 ゴレンジャーに出てくる怪人はすべからくこんなカンジなのですから。

 実にもう分かりやすいンです。

 これじゃアタマ重すぎるだろうとか製作過程で誰も言わなかったのでしょうか?

 それに頭部だけが機関車って、、、、、ねえ?

 しかもこいつの最期もマヌケ極まりないことに、

 機関車の弱点とも言える上り勾配でエネルギーを使い果たし爆死、ってんですからまったく手におえませんよ。

 そんな初歩的な弱点くらいあらかじめ克服しておけよ、と。

 そんなんじゃ何年たってもゴレンジャーは倒せないぞ、と。

 いや、チームのお荷物キレンジャーすら倒せないぞ、と。

 まあね、いうてもこいつら作った連中って、きっと脳味噌サル以下なんでしょうから。












 はい、次はロボット刑事Kよりご紹介

 どんどんマニアックになっていきますよ、ちゃんとついてきてネー♪

 まずはこれ見て奥さん。

 ええ〜っ?

 ロッカーマン(ろっかーまん)








 ぐは(吐血)

 だから気をつけろっていっただろ、油断してると足元すくわれるぜ、ぼーや。

 つかこれ、さっきと同じじゃん、とか思ってるだろ?

 ノンノンノン、だからぼーやは甘いのさ。

 なんちゅうかもうゴレンジャーの怪人以上に狂い咲いてますろっかーめぇん

 あたかもキン肉マンに登場するザコ超人の如しではありませんか。

 だって考えてもみてよ、ロッカーごときにどんな攻撃ができると?





 ・・・・・・・・・・・・・・・・





 はい、





 ええ、そーなんです。






 大方の予想どおり、かれの攻撃は、






 中に閉じ込めることなんです!

 中に閉じ込めてこの世から消しさってしまうことなんです!(MC 川平慈平)












 ―――――――――― ┐('〜`;)┌ ハイハイ、マイリマシタヨ。。?/B>



 うん、まあいい、ここまではいいよ、ゆるす。

 所詮は子ども相手の商売だもんな。寛大なココロで赦してやろうじゃないの。



 しかし腑に落ちぬ納得いかぬ得意技がもうひとつあるのだこのロッカーメェ〜ンにわっ!!


 そ、それは・・・












 サバ折り(ボソ)



 サバサバサバサバ・・・・



 サバサバサバサバ・・・・



 サバサバサバサバ・・・・




 サバ折りだってよ、コンチクショウ!!

 もうワシには想像できません。

 「もうついてゆけません、あなたには」って書き置き残して失踪したい衝動に駆られます。

 というかそもそも背骨曲がるのか、こいつ。
 無理だよねー、どう見ても、、、、
















 さー、どんどんいくよー

 ついてこいよー、ついてこいよー

 もいっこ、ロボット刑事Kより

   !!!!

 コシカケマン(こしかけまん)






 いやっほ――――い!

 でたでたでた――――!

 もうびっくりくりくり〜〜〜みたいな。

 どうするロボット刑事、負けるなロボット刑事。

 つか負けたら相当マヌケだよね、これ。

 悪人にロボットをレンタルする謎の犯 罪組織「バドー」から送りこまれた犯 罪ロボット。

 足をたたんでイスに変身し、座ってしまった人々を次々と感電死させてしまう。

 それがザ・コシカケメェ〜ン

 いや、おっかねー、電気椅子だったのかよー、おまえ。



 ・・・・・・・・・って、



 あれっ?



 ちょ、ちょっと待ってくださいよ。



 ヒザの針で刺して感電死させるんですよね、こいつ。



 あれあれ、ちょっと待ってくださーい。




 これって、ふつうに足を揃えて座ったらヒザの針刺さらないのではありませんか?


 スカッて空振りしそうな気配がムンムンするんですけど気のせいですか?
 それにしても地味な攻撃だね



 しかもここまで紹介した怪人同様、やっぱりネーミングが安直すぎるんだよねえ。

 そのうえセンス最悪だし。

 コシカケマンって、、、、

 せめてチェアーキラーとかなにかなかったのかなー(や、チェアーキラーというのもどうか思うが)







 ま、そんなカンジでいちいち紹介していくと日が暮れてしまうので、

 ここから先は駆け足でいきますねー、ハイそこ、手抜きとか言わない!









 まずはこれ。

 

 イナズマンよりエノグバンバラ(えのぐばんばら)

 もうどんな名前がきても、ちょっとやそっとじゃ驚かないもんねー。

 こんなのでもマトモに見えちゃうんだから慣れってコワイよねー。

 ということで、さらっと流して次いってみよー。








 

 人造人間キカイダーよりブラックハリモグラ親子(ぶらっくはりもぐらおやこ)

 まずパッと見て思ったんだけど、全然ブラックじゃないよね、君ら。むしろ赤茶色?

 あと、子ども(娘)の方がパンダのぬいぐるみを後生大事に抱えてる姿がなかなかシュールですな。

 ちなみに娘の持つトランクには修理道具が入っていて、父親が壊れたときにすかさず修理するのだとか。。。

 ということはさ、




 まずは娘から血祭りだね、キカイダー♪









 んで、ラストはこれ。

 わはは、つっこみどころマンサイですな

 コンドールマンよりサタンガメック&バーべQ(さたんがめっく&ばーべきゅう)

 特筆すべきは左でバンザイしてるサタンガメックです。(右もかなり気になるが。。。)

 ご覧のように耳に腕がついているというキッカイな怪人ですが、

 そんなところに腕がついていてもあまり役に立たないと思うんですが(むしろジャマ)

 しかもこいつは腹に5本目の腕を隠していて、彼いわくこれがホントの奥の手だそうな、ギャフン。



 こんなワケわからん連中を相手にしなければならないコンドールマンに激しく同情するよ、ワシ。

 つかコンドールマンって誰?








後記:筆者はこれらのTV放送をまったく観ておりません。ゆえにカード裏面の情報だけで好き勝手に書いております。ご了承ください。

T O P     ことだま派




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