本日のことだま101〜200

よりぬき本日のことだま
(第101回〜第200回分)


101 ひとりっこがにらめっこ
  「どうしてボクは長男でもないのにタロウなの?」
  タロウが父に尋ねる。
  「それは、お前、本当の息子はお前だけだからさ」
  父が答える。
  それは紛れもない事実だった。
  父には娘こそいなかったが、多くの息子がいた。
  タロウもまたそのうちのひとりだったが、実のところ本当に血を分けた息子は彼一人だけだったのだ。
  「それにしても羨ましいよなあ、兄貴たちは1年間も留学してさ。ボクもどこか行きたいなあ」
  「まあ待て。物事には順序というものがある。いずれお前にも機会を与えてやるさ」
  「でも、4番目のお兄ちゃんはもう『帰ってきた』でしょう?次は、ボクに行かせてよ」
  「はやるな、タロウ。お前にはもう一人、まだ一度も留学していない兄がいるだろう。あいつに先を譲るんだ。それが終わったら次こそはお前の番だ」
  「わかったよ、しかたないな」
   シュワッチ!
  不承不承、了解したタロウは苛立ち紛れに現在鋭意開発中の「ストリウム光線」をバルタン星人のビニール人形に向けて発射した。


102 目薬
  ボクの職場にNという後輩がいる。
  Nはちょっと変わったやつでいわゆる世捨て人的なタイプだった。
  Nはとても目が悪く、いまどき珍しい牛乳ビンの底のような眼鏡をかけていた。
  Nはしょっちゅう目をしょぼしょぼさせ、30分おきくらいに目薬をさしていた。
  Nの愛用の目薬はロケット型の縦長の容器に入ったもので、聞いたこともないようなメーカーのものだった。
  ある日のこと、Nはいつものように眼鏡を外し、机の引出しから目薬をとりだした。
  「あっ!」
  気が付いたときには既に遅かった。
  あろうことか、Nの手にしていたのは目薬ではなくアロンアルファだったのである。
  両目の瞼をしっかり接着した彼はすぐさま眼科に運ばれた。
  がしかし、彼の目に光が戻ることはなかった。
  数日後、ボクは陰鬱な気持ちで彼の見舞いにいった。
  相当へこんでいるだろうなあと懸念していたが、Nは拍子抜けするくらいさっぱりとした表情でベッドから身を起こしてボクにこう言った。
  「中途半端に見えないくらいなら、全然見えないほうが却っていいですよ。今まで見えなかったものがたくさん見えるようになりましたからね」
  決して強がりには聞こえなかった。
  あるいは、あれは事故なんかじゃなく、故意にやったことなのではないかと勘ぐったほどだ。
  だってそうじゃないか。
  いくら、目が悪かったとはいえ、
  いくら、容器の形状が似ていたとはいえ、
  普通、気づくはずなんだ。
  片方の目にアロンアルファをさした時点で・・・


105 写真でひとこと2
  
  左から3番目の人「お前、口くさいねん」


106 いつも心にファイヤーウォール
  人に背中を見せるな
  人に寝顔を見せるなどもってのほかだ
  そう言われて育ってきた
  そんな僕も今や平気で人に背中を見せるし、寝顔だって見せる
  隠し事は絶対しない大きらい
  それが真っ当な生き方でしょ
  それとも僕は人間失格ですか
  あなたは人間合格ですか
  全否定と全肯定は紙一重
  僕はそんなあなたを肯定も否定もいたしません
  だって僕はただのデク人形なのだから


108 100円のおもひで(前編)
  ボクが小学生の頃、毎日100円のお小遣いを貰っていた。
  しかし、厳密に言えばお小遣いではない。報酬である。
  何かしらのお手伝いの代価として100円を貰っていたのだ。
  手伝いの内容はその時々で違う。
  カーテンの開け閉め、ご飯をよそおうなんてのはラッキーなほうで、風呂掃除や靴磨きのようなヘビーなものまである。
  今にして思えば、それで一律100円というのは解せない気もするが、こういうお小遣いシステムを採っていた親にはとても感謝している。なぜなら、子供の頃からお金の大切さを知ることができたからだ。お金は働かないと手に入らない。そんな当たり前の事実を身を持って体験したことで、今じゃしっかり無駄遣いをしないという習性が染みついている。


109 100円のおもひで(後編)
  さて、昨日の続きである。
  当時のボクが例によって100円玉を握りしめ、友人のMと駄菓子屋へ行ったときのこと。
  ボクは「よっちゃんいか」と「チロルチョコ」と「ベビースターラーメン」と「3色トリノ」を購入した。合計90円。おつりは10円。
  一方、Mは年の離れたお兄さんから毎日500円の小遣いを貰っていた。
  月30日として、15000円の月給取りである。当時にしてはかなり貰っているほうだった。Mの家はボクの家よりずっと貧しかったので、理不尽に感じていたのをよく覚えている。
  そんなMがボクに「10円貸して」と言ってきた。
  なんでも「ゲイラカイト」と「ベーゴマ」を買いたいのだが、10円足りないというのだ。
  いずれも当時のボクには手の届かない存在だった。
  それをいともあっさりと手に入れようとは!
  ボクはMに嫉妬した。
  だからつい「どっちかひとつにしたらいいだろ」と、つっけんどんに断ってしまった。
  しかし、Mは執拗に「10円貸して」を連呼する。
  ボクはついに折れてなけなしの10円を貸してやった。
  「サンキュー」
  Mは無邪気な笑顔でボクに謝辞を述べる。
  Mの笑顔につられてボクも笑う。
  憎めない奴なのだ、Mという男は。
  その後、毎日500円の小遣いを貰っているMから10円が返ってくることはなかった。
  考えてみると、Mはお金の大切さを知らなかったのだろうと思う。

  やがて長い年月が過ぎ、久しぶりにMとばったり再会した。
  Mは「事業に失敗して借金まみれだよ」と笑っていた。
  それを聞いたボクは背中に寒いものが走った。
  もしここで「10万円貸して」と詰め寄られたらどうしよう。
  また、あの無邪気な笑顔に騙されはしまいかとひどく不安にかられるのだ。

114 ガンダム劇場 〜違うと思うぞ〜
  
  シャア、その仮面はムレないのか?

  
  甘いな、通気性は問題ない。

  
  うわああああ、ボクには耐えられない!

  
  フッ、ボウヤだからさ。


126 間の悪い男 
  できることなら誰にも見つかりたくはなかった。
  でも、そういうときに限って出会いがしらというものがあるから怖い。
  ヤツも俺同様、驚き戸惑っている様子だ。
  いっそこのまま逃げてしまおうか、そう思ったそのときだ。
  「≒★△〒?×!!」
  ヤツはあらん限りの力を振り絞り奇声をあげた。
  ちィ、やっかいだな。
  俺は反射的にヤツにナイフを突き出した。
  そしてヤツは息絶えた。
  しかし、と同時にまた別のヤツがやってくる。
  さっきの奇声を聞きつけて駆けつけたのだろう。
  くそ、今日はなんて日だ。
  俺とその足元に転がる死体を見て、ヤツもまた奇声を張り上げる。
  それにしても、ムカつくやつらだぜ。
  俺は血塗れのナイフを一振りし、2体目の死体を転がしてやった。
  ・・・・むむ。
  やはり、そういう展開か。
  また別のヤツが来やがった。
  もはや呪われているとしか思えない。
  俺はもう迷わなかった。
  コンマ3秒でナイフを突き出した。
  ヤツは悲鳴をあげながら、呆気なく倒れる。
  これで3体目。
  と、今度は4体目、5体目、6体目と団体さんでやってくる。
  ジュリーじゃねえけど、もう勝手にしやがれだ。
  おまえらが束になってかかってこようが俺の敵じゃあねえんだよ。
  それにしても、こいつらバカか?
  明らかに殺されると分かっていながら、なぜ俺の前に立ちはだかるのだ。
  こちとら早いとこ教会に行って用を済ませたいだけだっていうのに。
  そう、今夜は教会で賛美歌を・・・って、違う!
  ああ、もう眠くて仕方がない。
  とにかく一刻も早く教会に行かねば。
  教会行ってセーブして、このくそったれなゲームを終わらせたい。
  ガビーン。
  またスライムが仲間を呼びやがった・・・・・・


127 ひかり小説館誕生秘話1
  「周りのみんながパソコンを使ってもオレだけは絶対に使わねーもんねー!」
  そう公言豪語し、【絶対ワープロ主義】を決め込んでいたボクが仕事の都合でやむにやまれずパソコンを触り始めたのが1998年の冬。
  「や〜、パソコンって便利ざんすね〜」
   と、とても同じ人物の言葉とは思えないセリフを吐きながら【絶対パソコン主義】に鞍替えしたボクが、その1年後にホームページを持つことになっているとはこのとき誰が想像しえたであろうか。
  このエピソードはそんなすちゃらか男こーきが、サイトオーナーになるまでの軌跡(奇跡?)を記したものである。


128 ひかり小説館誕生秘話2
  自前のパソコンを買ったのが98年5月でした。
  初めて職場のパソコンでみようみまねのエクセルを使ってから実に数ヵ月後のことです。
  いやあ、5月連休に買っちゃいましたよ。
  しかもドドーンと2台。
  どっちもデスクトップ。
  どっちもNEC。
  片方は省スペース型。
  もうこうなるととどまるところを知りません。
  カラープリンターにデジカメにCDR。
  熱に浮かされていたのでしょう(泣)
  きっと悪魔に魅入られてしまっていたのでしょう(号泣)
  しめて60まんえんの出費です。
  さて、ここで当然疑問に思われるであろう。
  なぜ2台同時購入なのか?
  その辺の事情はまた次回♪


129 ひかり小説館誕生秘話3
  1998年5月。
  パソコン2台同時購入という暴挙に出たのには深〜いわけがあったのです。
  今でこそ、ボクらの職場にはひとりに1台づつパソコンが貸与され、メールやイントラネットと仕事には欠かせない存在となっていますが、その当時はまだそこまでパソコンは市民権を得ていなかったのです。
  つまりワープロ派の方が大多数を占めていたわけで・・・。
  だから、パソコンを自腹で購入し、職場で使っていた人が結構いたのです。
  仕事で使うというのに自腹ですよ。
  どうです、泣けてくるじゃありませんか。
  だから2台なのです。
  自宅用と職場用。
  ああ、思い出しただけでまた涙が溢れてきそう・・・


130 ひかり小説館誕生秘話4
  短期間でパソコンとの距離を縮めたボクですが、購入数か月でいよいよひとつの壁にぶち当たります。
  「使い道がねえ!」
  そうなのです。
  仕事の上ではワード、エクセルと使い道は盛りだくさんの具だくさんなのですが、ことプライベートで使うとなるとゲームくらいのもの。ソリティアもマインスイーパーも飽きちゃったし、さて、どうしたものか思ったときに、天啓の如くボクの脳裏に浮かんだ次なる指令はこれでした。
  「インターネットをしませう」
  そして、1999年11月、プロバイダ契約。
  やっぱりNECびっぐろーぶ。
  もはやバカの一つ覚えです。
  月額50時間まで5000円。
  それプラス電話代。
  いや、結構高いんだなと思ったですよ。
  でも、当時は市内にアクセスポイントを置いているプロバイダが数えるくらいしかなかったので選択の余地なしだったという事情もございまして・・・(いいわけ)
  えー、コホム。
  話を戻します。
  で、インターネットの右も左もわからないボクが、なにゆえあっさりとプロバイダ契約に踏み切ったか。
  そう、ホームページを持つためなのです(ドドーン)
  ボクの書いた小説を全世界に発信しちゃうもんね。ふふふのふーん、っと。
  そしてファンレターとかいっぱい貰っちゃうもんね。
  あまつさえメディアとかにとりあげられてなんか知らんカリスマとかって呼ばれちゃうもんねー。
  という壮大なびじょんがあったからなのです。
  そして忘れてはならない肝心かなめの看板・・・ホームページのタイトルは全く悩みませんでした。ああ、悩みませんでしたとも。
  「ひかり小説館」
  これで行くべ!


131 ひかり小説館誕生秘話5
  インターネットを始めた途端、ホームページを作ろうってんですから、そりゃあもう勉強しまくりました。
  いやはや、このときばかりはなにもかもそっちのけで学びましたね。
  先輩方のご指導ご鞭撻が大きかったですが、とにもかくにもネット始めてわずか2ヶ月でめでたく「ひかり小説館」をオープンすることができたのあります。


132 ひかり小説館誕生秘話6
  昨日もちょっと触れましたが、ひかり小説館を立ち上げるまでの準備期間は約2ヶ月でした。
  この間にホームページに関する知識の修得と併せて、オープン時に公開する小説の執筆作業をしなければなりません。
  とにかくこの滾るような情熱が冷めてしまう前に早いとこ作ってしまいたかった。
  さりとて手を抜く気も毛頭ない。
  過去に書いた作品をそのまま公開するのはいやだ。
  絶対新作で行こう、と。
  そして、もうひとつ。
  ジャンルを偏らせないようにしよう。
  このふたつだけは貫こうと思いました。
  ネットの世界ではジャンルを一点にしぼることがリピーターを獲得しやすいことは自明の理であったにもかかわらず、この方法と取ったのは他のオリジナル小説サイトとの差別化をはかりたかったからなのです。
  はっきりいって、ボクのテクニックなど十人並。
  実力ではとても目立てない。
  そこで浮上してくるのが、ボクの唯一貴重なスキルといえる「多ジャンル対応」でした。
  サイトオープン前に、他の同業サイトをいろいろ渡り歩いた結果、「ファンタジー」「ミステリー」「文学」「コメディ」の4ジャンルをひとりで書いている人は見当たらない。
  これだ!
  隊長、やはりこれしかないッす(嬉涙)
  はいて捨てるほどあるオリジナル小説サイトの中で、自分にしかない個性を出してくとしたらこれしかない。
  そう思ったのです。
  あとは、もう必死でした。
  寝る間を惜しんで本公開に向けて準備作業に没頭していきました。
  ああ、今日も目の下のくまが痛々しい・・・


133 ひかり小説館誕生秘話7
  とりあえず、ひかり小説館のオープンは、ショートショート数本を4つのジャンルに分類し、それとは別にメインとなる長編を一本公開しましょうという方向ですすめることにしたわけですが、では、そのメインの長編小説をどのジャンルにするかで随分と悩みました。
  まず、まっさきに却下したのがコメディ。
  「お笑いが好きな人は他のジャンルに興味を示してはくれない。何よりコメディがメインではシリアスな話を書いても見向きもされなくなる恐れがある。」
  次に却下したのが文学。
  「文学はボクのホームグランド。いわば最も得意なジャンルである。しかし、インターネットの世界では長編の文学小説は傾向として受け入れられにくいと思われる」
  次にミステリー。
  「このジャンルはまったく未開のジャンルだし、いきなり長編なんてかけるはずがない。オンライン小説のジャンルとして、今後最も伸びそうな感じはするが冒険はできない」
  そして最後に残ったファンタジー
  「これをメインにしよう。現在ネット上で最も勢力が強いジャンルであり、ボク自身も過去にファンタジーを書いたことがある。なにより現在長編用のアイディアを2本も温めているのだから」
  と、いった経緯で「イベント広場 企画こーなー」は長編ファンタジーに決定したのであります。


134 ひかり小説館誕生秘話8
  さて、メインコンテンツをファンタジーに決めたボクですが、ストックとしてあった2本のどちらをメインに持ってくるかでまた悩みました。
  ひとつは「ヴァーミリオン戦記(のちのカーディナル戦記)」
  内容は宇宙戦争を絡めたロボットもの。まっ、簡単に言っちゃうとガンダム(笑)です。
  詳細はファンタジー売り場をご覧下さい(さりげに宣伝)
  そしていまひとつは「春眠100年」
  剣と魔法のヒロイックファンタジー。
  「100年刻」を巡る冒険活劇です。
  主人公は如月春眠、1200歳!剣の腕前はピカイチだが相性に左右されやすいのが欠点。
  で、脇役キャラはこんな感じ。
  馳雪之丞(両性具有の焔術師、1326歳、超ナルシスト)
  内田陽月(妖刀【紫聖導】を操る礼節と習わしを重んじる美少年。707歳)
  一条薫子(この時代には珍しい混じりっけなしのヒューマン。18歳。あらゆる武術に精通している。)
  雷門九牢(現在の「100年刻」の所有者。107552歳。)
  察しの良い方は既にお気づきでしょう。
  だいぶ原形はとどめていませんが、この設定「はいぱ〜ず(コメディ売り場)」に生かされております。
  (ふふふ、ボカァ転んでもただでは起きないのです。)
  さて、このどちらも現在のネット小説では主流に近いジャンルを踏襲しているわけですが、どちらにするかとなるとやはり決めかねてしまいます。
  そして、それとは別に「何かが違う!」とボクの中で囁きかけるものもあったのですが・・・


135 ひかり小説館誕生秘話9
  他のオリジナル小説サイトとの差別化をはかる。
  それこそがひかり小説館を立ち上げる際の大前提だったはず。
  なのにメインコンテンツは、周りの流れに迎合するのか。
  そう、明らかに矛盾してます。
  一貫性がありません。
  やっぱりメインは別のジャンルにしたほうがいいのでは・・・
  迷いがボクの筆にブレーキをかけます。
  その頃、ボクはひとつの「規則」を作っていました。
  とはいえ、ノートに書いた単なる落書きです。
  殺し合いゲームを行うためのルールブックのようなもの。
  しかし文面はひどく堅苦しい条例のごときもの。
  その頃は「バトルロワイアル」も「グラウエンの鳥籠」もまだ世に出ていません。
  ちょっとというか、かなりトリッキーな案がボクの脳裏を掠めました。
  これを使って小説書いたら面白くない?
  ほら、法の網目をかいくぐるとか、法の抜け穴とかいうじゃない。
  この完璧な規則に1箇所だけ抜け穴を作っておいてさ、それを巡って殺し合いさせるのってどう?
  昔読んだスティーブンキングの「死のロングウォーク」だっけ?
  最後の一人が生き残るまで歩きつづけるみたいな。
  昔見たVシネマの「TUFF」みたいな5人対5人の殺し合いゲームみたいなさ。
  ああゆうノリでやってみたらどうだろう。
  推理小説仕立てでさ。
  それが「1/10の悪夢」の発端でした。


136 ひかり小説館誕生秘話10
  暮れも押し迫った1998年12月。
  オープン時に公開するショートショート十数本を書き上げ、サイトの構築もほぼ完成し、あとはメインコンテンツ「1/10の悪夢」のテキストを書くばかりです。
  12月半ばには既に200枚分のプロットを書き上げ、もういつでも公開できるという状態になっていました。
  「1/10の悪夢」のプロットノートを読み返すにつけ、う〜ん、これはいけそうだ。と自画自賛モードのボク。
  「他のオリジナル小説サイトとの差別化をはかる」ということは「誰も書いていないタイプの小説を書くことでもあるんだ」と再認識したのもこのときです。
  そして、ついに1999年1月10日
  ひかり小説館オープン♪ ̄♪ d(⌒o⌒)b ♪ ̄♪
  サブタイトルは「NOVEL'S BUILDING」

  屋上 おすすめこーなー(のちに私的コーナーに統合)
  5階 ポエム売り場(ほどなく撤退(笑))
  4階 ファンタジー売り場
  3階 ミステリー売り場
  2階 大衆文学売り場
  1階 コメディ売り場
  イベント広場 企画こーなー
  地下 私的こーなー

  以上のラインナップです。
  いやはや、こうして振り返ると懐かしいものです。
  そして、オープン当初からサイトの構成をほとんど変えることなくここまでやってきた自分に拍手&握手したい。
  まさに初志貫徹!
  メインコンテンツは長編ミステリー「1/10の悪夢」
  折りしもひかり小説館のオープンが1/10(1月10日)となったのは神の采配か、はたまた作者の悪ふざけか。
  それはお客様のご想像にお任せするといたしましょう。
  というわけで、今後ともひかり小説館をどうか末永くご贔屓の程を!!


141 健忘症
  今日のお題は「健忘症」です。
  読んで字の如し、物忘れのひどい記憶障害の一種です。
  これ、アルツハイマー病などともいいますね。
  そもそも健忘症は老人特有の病いとされてきましたが、
  最近では若い人でもこの病気に罹ることがあります。
  たとえば・・・・・・・・・・・・・・・・・
  う〜ん、たとえば・・・・・・・・・・・・・
  え〜と、なんて言おうとしてたんだっけ・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





  あっ。
  思い出した。
  コホム。では改めて。
  今日のお題は「健忘症」です。
  読んで字の如し、物忘れのひどい記憶障害の一種です。
  これ、アルツ・・・・・・あれ?


142 大人のメルヘン
  ♪トンボのメガネは水色メガネ 青いお空を見てたから〜 見てたから〜

  もしもし、お母さん。
  いたいけな子どもにウソを教えないでくださいネ。


143 大人のメルヘン2
  子ども「♪ぞうさん ぞうさん お鼻が長いのね〜(どうして長いの?)」
  母親 「♪そうよ、かあさんも長いのよ〜(ンなこと知るか、ボケェ)」

  教訓:自分に都合が悪くなるとすぐ問題をすりかえるのは大人の悪い癖なんだ。
     良い子のみんなは絶対にこんなズルい大人になっちゃダメだぞお。


145 「恋という名の殺意」
  という短編小説を読んだ。数年ぶりの再読である。
  久しぶりに読んだのでストーリーもすっかり忘れてて、いい意味で新鮮だった。
  題名はミステリぽいけど内容はバリバリの純文学。
  はっきりいってかなり面白かった。ボク的には好みである。
  でも、一般ウケはしないだろう。
  そして、この作者は少なくとも今のボクよりは実力が上だと思う。
  その作者の名はこーき。
  数年前のボクが原稿の上にそっと佇んでいる。


148 宮沢賢治VS新渡戸稲造
  岩手県花巻市にある宮沢賢治童話村&記念館に行ってきた。
  曲がりなりにも小説を書くことが趣味であるボクとしては、こんなに近くにあるのだから行かねばなるまい。
  そう思っていながらずっと行かないままだったのだが、やっと果たせて大満足だ。
  これからは枕を高くして眠れることであろう。
  記念館のほうに「注文の多い料理店」に登場する「山猫軒」と同名の飯屋がある。
  こっちは小説のように逆に食べられる心配はないのでご安心を。
  さて、今日の主題はそこから車で約5分のところにある新渡戸稲造記念館である。
  いやはや、驚きました。
  それは周りを田んぼに囲まれた場所にぽつねんと建っているのですが、休日の昼間にもかかわらず駐車場には車が2台のみ。
  しかも、うち1台は植木屋さんの軽トラだ。
  やばいぞ、これは。
  かな〜りヤバいっす。
  パラレルワールドですか?
  アウターゾーンですか?
  ボクはちゃんとオウチに帰れますか?
  宮沢賢治の方が車も停められないほどの客足だったのに、同じ日に行った新渡戸稲造の方は閑古鳥鳴きまくりとは、これはまたどういう了見ざましょ。
  仮にも5千円札の肖像になってる人ですよ。
  仮にも太平洋の掛け橋になろうとした人ですよ。
  なのに人気なさすぎ。
  まっ、かく云うボクも拝観しないで帰りましたけどね。(ダメじゃん)


151 ふかわネタ7
  「ここ、むかし海だったって知ってた?」


152 写真でひとこと3
  
  まぶし・・・
  フラッシュ炊きすぎじゃ、ぼけえ!


154 減張
  上の漢字、読めますか?
  これでメリハリって読むんです。
  意味は「緩むことと張ること。転じて、物事をてきぱきと判断したり処理したりすること。」
  というカンジなのですが、
  要するにだるだるしてるのが「メリ」で、
  きびきびしてるのが「ハリ」なわけです。
  そこで、こんな応用はいかがでしょう。

  例1:とにかく一所懸命ガンバってる人に対し、
     「やあ、君、今日もハリハリだねえ」
     「はいッ、明日もハリハリでっす!」
  例2:とにかくやる気ナッシングな人に対して、
     「テメーはいつもメリメリしてんなあ。てかメリメリメリメリぐらいだぜ」
     「・・・え〜〜〜、どこにめりこんでるって〜〜〜?」


155 共感者を探せ!
  友人のS藤はすべてにおいてモノグサな男である。
  そんな彼の性格を如実に物語るこんな会話がある。

  S藤「あー、カノジョ欲しいなあ」
  ボク「(冗談めかして)何人くらい?」
  S藤「う〜ん、0.5人くらいかなあ」

  さすが、S藤クン。一人でも手に余るってワケやね。


156 昨日の話の続き
  そんなS藤クンにカノジョができた。
  彼が面倒くさがりであることは昨日書いたが、
  さらに彼は、何事にもこだわらない性格の持ち主でもあるのだ。
  そんな彼の性格を如実にあらわすこんな会話がある。

  ボク「で、カノジョってどんなヒト?」
  S藤「うーん、女のヒトだな」
  ボク「・・・や、それはわかるけど、たとえば、ほら、芸能人だと誰に似てるのかとかさ」
  S藤「(熟考10秒)・・・ライディーンかな」
  ボク「はあっ!?」

  ライディーンって芸能人じゃないし、それにそんな女の子いるわけが・・・


  いました。
  数日後、S藤のカノジョに対面し、確かにライディーン以外の何者でもないなと思っちゃいました。
  S藤クンよ、君はまた伝説をひとつ作ったようだな。
  
  「ゴォォォォット ラムゥゥゥゥゥゥ」


164 超ヒット商品
  『虫歯にならない歯磨き粉』っていつになったらできるのだろう。
  虫歯予防などという消極的なものではなく、
  週に1回コーティングするだけで、虫歯菌を100%シャットアウトみたいな、
  そんな歯磨き粉ができたらきっとバカ売れするだろうに。


167 とどろかねえよ!(三村ふう)
  皆さんは「とどろけ!一番」をご存知だろうか?
  念のため申しあげるが「びっくり日本新記録」にレギュラー出演していたタレントのことではない。
  「とどろけ!一番」とは大昔コロコロコミックに連載していたマンガのことである。
  ストーリーはいたってシンプル。
  主人公の少年の前に立ちはだかる数多のライバルたちをオリジナルの必殺技で次々と倒していくというもの。
  ただし、その戦い方が特異なのだ。
  ズバリ試験、テストである。
  国語とか数学とかの筆記試験で戦っちゃうのだ!
  両手に鉛筆を握り、2倍の速さで問題を解いていく姿には涙さえ禁じえない。
  名付けて「秘技答案二枚返し」。
  んなもの、名付けるんぢゃねえ!と厳重に注意したいところである。
  でも、どこか憎めない。
  てかもお、ビュゥテホ、ワンダホ、エクセレント、あ〜んどマァベラスなのである。
  んで、このたびめでたくその復刻本が出版され、1にも2もなく購入したわけであるが・・・
  いや、やっぱりすごいわ、このマンガ。
  こんなに破天荒な話、最近にはないね。
  いちおう、ストーリーマンガということになっているけど、かなり笑えます。
  もう、ツッこみどころ満載でたいへんです。
  そして何が一番笑えたって、その復刻本のシリーズ名である。
  「トラウマ マンガ ブックス」


  ドカー?!ヽ(。_゜)ノ


  誰か止めるヤツはいなかったのか?
  ま、たしかに、幼少の頃にこのマンガを読んだ子どもたちの一部トラウマになっているやもしれんが・・・
  (お受験戦士だったはずが、強引にボクサーに転向したりしてもうめちゃくちゃ)
  そんなこんなで、ナイナイ岡村も大絶賛のこのマンガ、読んだことない人は一度読んでみて。(むろん、立ち読みで)


169 素揚げにしたらウマいかも? 
  朝、目覚めると枕もとにカブト虫の足が一本落ちていた。
  なぜこんなところにカブト虫の足が?
  しかも一本だけって・・・
  俺は思わず5本足でふらふら歩いているカブト虫の姿を想像してしまった。
  うーむ、なんてシュールな展開なんだ。
  あッ、そうか。
  こりゃ夢だな。
  だいたい枕もとにカブト虫の足なんて落ちてるわけないじゃん。
  それに今、冬だし。
  いや、夏でもありえないけど。
  はい、みんなちゅーもーく!
  これは夢ですよ、夢。
  でしょでしょ?
  てか、そうに決まってるじゃん。



  と思いつつ、いまだ夢から醒めず現在にいたっている。
  今もなお枕もとにはカブト虫の足が・・・
  ひ〜〜〜〜〜っっ!!!!
  た、頼む、誰か俺のほっぺたツネってくれー!


171 2種類
  この世には2種類の人間がいる。
  騙す者と騙される者。
  どっちになるかは己の心掛け次第だ。
  感情に乏しく芝居っけがあるあなたは前者に向いてるが、
  それでも心掛け次第で後者に属することは容易い。
  騙すのも騙されるのも厭だというあなたは後者に向いている。
  というか、後者にしか属せない。
  ざまあない。


172 完全犯 罪
  推理小説の中の犯人たちは、
  アリバイこさえたり、偽装したりと、
  いろいろ手の込んだマネをしているが、
  現実世界はそうじゃない。

  人を殺すのは容易い。
  証拠を残さず殺すことも容易い。
  試しに親友10人に今すぐ電話して、
  「お前なんか社会のクズだ。今すぐ死んでしまえ」
  と、心を込めて言ってごらん。
  そのうち1人くらいはきっと・・・

  人間ってけっこう脆いもんだよ、悲しいかな、ね。


174 モーニング娘。
  久しぶりに乗ったバスの中で女子高生2人が声高に話している。
  会話の断片から察するにモーニング娘。の話をしているらしい。
  まずはじめにお断りしておこう。
  ボクの持ってる知識としては、モーニング娘。は全部で13人。
  新メンバー4人以外なら全員知っているというレベルである。
  さて、それでは早速くだんの2人の会話をここに再現してみよう。
  注:( )内はボクの心の声です。

  A「ねーねー、モー娘ンなかで一番カワイイの誰だとおもう?」
  B「えー、やっば、ヨッシーでしょ」
    (え〜?あの頬の出っ張った子がか?もっといっぱいいるだろう、かわいい子が)
  A「マジあたしもー。かあいいよね、ヨッシー」
    (うそぉん!君もかよ。うーむ、男と女じゃ美的センスが違うのかなぁ)
  A「てかトモミさ、ゴマキに似てるって超ゆわれない?」
    (わはは、絶対言われないっつーの。安心したまえトモミ君とやら。きみ、1ミリも似てないから)
  B「うーん、たまにだけどねー」
    (言われんのかよ!っていうかウソだろ、おい)
  A「やっぱねー、じゃあさ、一番ぶさいくなのは誰だと思う?(笑)」
    (や、これは言わずもがな、ボクにもおおよその見当がつくぞ。きっとあの子に違いない)
  B「やっぱ、フジオカでしょ。つかフジオカって、なんでモー娘にいんのってカンジ」
  A「きゃはは、いえてるー(爆笑)」
    (おや、なんだか予想と違ったみたいだな。ところでフジオカって誰だ?あそっか、さては最近入った新メンバーだな)

   ということで、モー娘イチの不細工メンバー、フジオカちゃんとやらはどんな子であろうかと怖いものみたさでインターネットで調べてみた。
   えーっと、小川、高橋、紺野に新垣・・・っていないじゃん、フジオカ。
   くそー、フジオカって誰だ?めちゃくちゃ気になるよ。
   もしかして「新垣」って字、フジオカと読むのだろうか。


178 いろんなものにツッコんでみました。
  電卓
  「√」のボタンなんて、いつ使うんだよ!

  あき竹城
  名前が先で苗字があと。アメリカ人きどりかよ!

  (^^)
  クチなしかよ!

  NHK
  受信料取るならもっと面白い番組つくれよ!てかハイビジョン放送いらねーし。

  ひかり小説館
  つうかもっと小説書けよ!


  ・・・なんか趣旨違ってきてるし(自爆)


181 時代をうつすヒーロー戦隊
  秘密戦隊ゴレンジャーに始まり30年近く続いている東映戦隊シリーズ。
  その最近作は「忍風戦隊ハリケンジャー」というそうな。
  シリーズ20年ぶりの3人編成であるということだが、特筆すべきはそのヒロインである。
  ハリケンレッド、ハリケンブルー、ハリケンイエローの3人の中で、
  なんとヒロインがブルーなのだ!

  昔からヒロインはピンクと相場が決まっていたものだが、なんともはやブルーとはね。
  んで、ちょっと調べてみたら、これが初めてかと思いきや、ブルーがヒロインだった例は過去にも何回か存在していたのである。いやあ、これには一粒で2度ビックリですわ。
  だってやっぱ、ブルーはサブリーダーってイメージじゃないですか。
  一匹狼のグリーン、ムードメーカーのイエロー、まとめ役のレッド、そして紅一点のピンク。これこそが清く正しい5人組ってもんでしょう!
  それにブルーってのは、女のピンクと対極をなす男の色ってってカンジがどうしてもするんですよ、ぼかぁ。

  しかしまあ、やはりそこはそれ、痛し痒し致しかたなし、時代の趨勢ってヤツなんでしょうなあ。
  いやはや、そのうちにヒロインがリーダーっつう戦隊モノが誕生する日がくるかもしれませんね。
  時代をうつすヒーロー戦隊、これまさに【投影】戦隊シリーズである。


184 誰か教えてちょ
  パンチョ伊東の「パンチョ」って、いったいなに?


189 無茶するぜ
  仮面ライダーの愛車サイクロンは最高時速400キロである。
  つうことは仙台〜東京間を1時間足らずで駆け抜けちゃう計算になる。
  同じく仮面ライダーストロンガーの愛車カブトローに至っては時速1100キロ!!
  ふざけるなっ(-_-メ;)
  ホント負けず嫌いだな、君らわっ。
  たった1時間で東京〜博多かよ。
  飛行機じゃあるめえしよ。

  一応、ご存知ない方のために注釈しておこう。
  ここでいう愛車とは決して4輪(スーパーカー)ではない。
  ただの2輪(バイク)である(泣)


190 幻のポッキー
  「あずきポッキー」なるものをご存知だろうか?
  今から2〜3年ほど前に発売され半年くらいで消えてしまったグリコ(?)のお菓子である。
  緑色した抹茶プリッツに小豆色の小豆チョコがかかっている誠に美味な代物なのだ。
  ああ、復活して欲しいなあ、あずきポッキー。


192 ほらっ、ホラーじゃん。や、むしろ法螺だって
  午前3時。
  深夜の取調室。
  揺れる裸電球。
  窓の向こう、微かな雨音。
  規則的に刻みつづける秒針。
  女は長い前髪を垂らしたままで緩慢に口を開いた。
  「厭な雨・・・」
  「えっ?」
  「刑事さん、賭けてたんです、わたし」
  「賭けてたって誰と何を?」
  「あの夜、もしも朝まで雨が降りやまなかったら、あの人と一緒に死のうって」
  「だけど、あんたはこうして生きている」
  「うふふ・・・雨、やんじゃったから」
  「しかし、不思議ですなあ。じゃあ、あんたのカレシはどこに行ってしまわれたのでしょう。いやね、もう1週間以上も音信不通だそうなんですよ」
  「きっとあの人の目には、今も雨が降りつづいてるんです」
  女はゆっくりと鉄格子の嵌った窓に目を向ける。
  「永遠に降りつづいているんです」
  そして、刑事のほうに視線を移す。
  「ひっ」
  刑事が短く悲鳴をあげる。
  女の両の眼から赤い筋が涙のように伝っていた。


194 モビルスーツ
  ガンダムの中でどのモビルスーツが一番好きかと問われれた場合、あなたはなんと答えるであろう?

  ガンダムか?
  ザクか?
  ジオングか?
  ドムか?グフか?ギャンか?ゲルググか?

  悪いが俺はボールだ。

  とにかくその見たまんまなネーミングから感じられるやる気のなさっぷり100%なところがソコハカとなく大好きだ。
  はじめから勝つ気ナッシングなおざなりなフォルムも悪くない。
  そして、こんなMSに乗せられる因果なパイロットの皆さんに対して、涙&敬礼&黙祷である。
  ←ボールの阿波踊り


196 究極の選択 
  「10人の命」と「1人の命」どっちが大切と尋ねられれば善良な市民はきっとこう答えだろう。
  「そんなものは比較できるはずがない。どちらも大事に決まっている」
  では、「10人の犯 罪者の命」と「1人の善良な市民の命」では?
  「・・・・・・」
  では「10匹のメダカの命」と「1人の人間の命」では?
  こんな選択肢に現実にぶつかることはまずもってないのだが、人はとかく仮定の話が大好物である。
  そして、自ら生み出したパラドックスに嵌り陥り身動きが取れなくなり、やがて静かに枯れてゆくのだ。

  教訓:仮想に生きる愚は美しく、現実(うつつ)に生きる美は愚かしい。(なんのこっちゃ)


200 バビル2世劇場 〜怒れ、ろでむぅ〜
  
  「イヤッホー、飛ばせ飛ばせー」
  「承知しました、ご主人様」

  
  「もっと飛ばせよ、ろでむぅ」
  「しょ、承知しました、ご主人様」

  
  「この、くそがきゃあ!所詮は2世だな」


※ 冒頭の番号は掲載回を示す。

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