夜露死苦(ヨロシク)も遷都麗空(セントレア)も似たようなもん

 




【夜露死苦(ヨロシク)も遷都麗空(セントレア)も似たようなもん】
市町村合併花盛りであります。
なにしろ今年の3月末までに合併を決めないと合併特例債やら合併補助金やらの厚遇が受けられなくなっちゃうわけですからどこの首長さんがたも必死ってもんですよ。
ま、それはそれでいいんですが、よく話題にのぼっているのが合併後の市町村名。

南セントレア市だなんてこんな田舎なのに横文字は恥ずかしい。
海岸線8キロしかないのに太平洋市はないだろう。
名前には歴史がありますから大事ですよ。

などなどわーわーいわれてますけど、ちょっと待てと。違うだろと。そこぢゃねえだろと思うわけですよ。
そもそもなぜ合併をするのか?
これ書くと長くなるのでほんの一例をあげると、業務の合理化や効率化を図り経済力を高め、もって住民サービスを向上させるなんてことがありますよね。
たとえばA市とB町にそれぞれ博物館があるとする。これひとつで事足りますよね。
たとえばA市とB町にまたがる道路を工事するとする。これいっぺんに契約しちゃった方がお得ですよね。
たとえばA市とB町にそれぞれ役場ある。業務の一本化を図れば、これ大幅な人員減につながりますよね。
そういうことですよ。
体裁よりも実を取らなきゃならない。どこもかしこも借金財政の火の車。そんな抜き差しならないところまできてるわけですよ。

わが岩手県でも9市町村が昨年12月に大型合併しそうになりかけたのですが、その合併後の市名が「平泉市」に決まったとたんに破談。
平泉というのは9市町村の中に含まれる「平泉町」からとったものですが、9市町村中最も規模が大きく唯一の市であった一関市にするべきだという市民の声が噴出し、ついに合併は空中分解。(すいません、かなり経緯をはしょってます)
結局、平泉町など2町が抜けて7市町村の合併となり、その新市名もめでたく「一関市」で決着しましたとさ。めでたしめでたし――――って、バカもの! 喝だ、喝ッ(大沢親分)
そんな"新市名を一関市にする市民の会"様にマイナス3ポイントを差し上げます。
that's all


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