隣人は殺人者

【隣人は殺人者】

えっと、しょっぱなから赤川次郎みたいなサブタイトルでごめんなさい。今日もしっとりヒカコラです（謎）
さて、以前あまりにも若すぎる１５歳の犯罪について語らせていただきましたが、最近では壮年の部においてもどえらいことになっているようです。

肩がぶつかったから？（５６歳談）
犬がうるさかったから？（５３歳談）
ハァ？

そんな理由で人の命を奪おうだなんてあんまりといえばあんまりですよ。
もうね、あいた口がふさがらないです。こんなんだったら、ヤ○ザの方がまだマシってもんですよ。
キレやすい５０代の犯罪。
良識あるハズのいいオトナがなぜそんな暴挙にでるのか。
長引く不況で世の中全体がギスギスしてる。カンタンに言っちゃえば「お腹がすいていると誰しも気が短くなる」というコトなのでしょうか。
人が簡単に殺人を犯さない理由は大きく分けてふたつあります。
ひとつは罪悪感や倫理観が働くため。
しかしこれだけでは今の世の中、街は殺人者であふれ返ってしまいそうです。（悲しいかな、ね）
そして今ひとつは刑罰を科せられるから。
最悪で死刑、そうでなくても一度殺人罪で捕まれば以後まっとうな人生を歩むことは絶望的となる。この代償が大きいからこそ、どんなに憎い相手がいても二の足を踏むんですよね。
ところが一般論として、幼い子供には経験と分別がない、壮年以上には未来と希望がない、それゆえにこのふたつめの枷（かせ）があまり効果を発揮しない。そういうふうには考えられないでしょうか。
未来と希望がなくとも、お金とか職とか温かい家族とかがあればまた違ってくるのでしょう。拠り所のない人間というものは、かくも弱くて脆い存在なのだなとしみじみ感じ入るところです。

ただ、それにしてもとボクは思うのです。
今後、この傾向は顕著になっていくのだろうな、と。
この病んだニッポン、殺人事件の動機はさらに幼稚化していくのだろうな、と。
たとえばですね……

・先にラーメン注文したのに後から来た奴に先に出された。
・メールを送ったのに返事が来ない。
・冷蔵庫のアイスを勝手に食べられた。
・髪型がキモい。
・関西出身でもないクセに関西弁。
・とにかく目障り。
・存在そのものがアリエナーイ。

冗談みたいなハナシですが、そんなさもない理由で殺人事件発生なんてことが現実となる日は案外と近いのかもしれません。（や、既に事例があるのかも？）
ようするにボクが言いたいのは個々の危機管理のハナシです。
この程度じゃ本気で怒らないだろうとか、やにわに凶器を振りかざしたりはしないだろうなどと高をくくるのは非常にデンジャラスだということです。安易に人を傷つけるような言動は避けるべきなんです。
というわけで皆さん、~~ヒカコラつまんねえ、とかゆったら管理人に殺されかねませんので~~ ご用心ご用心♪
that's all

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