パクリ、カッコ悪い

 




【パクリ、カッコ悪い】
秋ナスは俺に食わすな (嫌いなものはムリして食べなくてもいいんだよ、という意味)
で、おなじみのヒカコラですよ、こんにちは!


盗作疑惑の渦中にあった和田義彦氏の芸術選奨文部科学大臣賞が取り消しになりました。
まあ当然の結果ですね。やはりアーティストたるものオリジナリティが命ですから。
和田氏は「私の作品はアルベルト・スギ氏のパクリではなく、スギ氏とのコラボ作品だ」みたいなことをいっておりますが、そんな子供じみた言い訳は見苦しいし往生際が悪いです。
ひとかどの芸術家ならもっと堂々とすべきですよ。たとえばこんなふうに。

和田「わかっちゃないね。模倣も立派な文化であり芸術なんだよ、君。それを盗作だなんだと失敬じゃないか。能に狂言に落語、およそ古典芸能と呼ばれるものはたいていそうだ。昔からあるシナリオをそのまま演じている。まあ、多少のアレンジは加えているが基本はすべて模倣だよ。私のやっていることとどこが違うというのかね?」

あ、でも、それはそれですぐ反論されちゃいそうだな。

A「えー、でもぉ、模倣とパクリは違うと思うなぁ。本人の了解ナシであたかも自分の作品であるかのように描いてたわけじゃん。しかも個展まで開いちゃってさ。なんかフェアじゃないよねぇ。それってカンニングして試験に合格するのと一緒じゃない」
B「そうそう、芸術家がきいて呆れるよ。パクリはいかんよねえ、パクリは」
C「しかも、スグばれるようなウソまでついてさ、見苦しいよね」
D「ていうか、取り消しになった大臣賞、代わりにアルベルト・スギ氏にあげたらいいんじゃね?」

とまあ、かような袋叩きにあうことは必定でしょう。
とはいえ、今回のケースは構図から色調まであまりにも似すぎていたので弁解の余地ナシですが、世の中には同じことをたまたま偶然考えていたってことはよくあるわけですよ。
やれこの推理小説のトリックは俺が先に考えていただとか、やれこのグッズの特許一足遅れで申請されていただとか、イロイロあるわけなんです。
でも、そういうのはホントにしょうがないと思うんですね。
だからネット上で、代わりにアルベルト・スギ氏にあげたらいいんじゃね?ってネタを発見しても「ヒカコラ、パクりやがったな」などとくれぐれも考えてはいけません。それは単にカブっただけですから。ボクはオリジナル命ですから。まあ、カブったらカブったでやっぱりショックには違いないんですけどね。いや、リアルにネタがカブってないか一応ヒカコラ公開前にネットで検索してるんですよ。や、ホントにホントですってば――――
that's all(すごい見苦しい)


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