公衆電話が消える日

 




【公衆電話が消える日】
"想定外"なライブドアが没落し、今や"予想外"な動きをするソフトバンクの時代ですね!
で、おなじみのヒカコラですよ、こんにちは!


さて、今やほとんどの人が持っているといっても過言ではない携帯電話。
にもかかわらず、なんで公衆電話はなくならないんだろうと不思議に思う方は結構多いかと思います。
実際のところ、NTTでは公衆電話の維持管理などを行っているユニバーサルサービス(全国的なサービスの均等化)と呼ばれる部門において、営業利益ベースでなんと年間500億円の赤字を出しているンです。
「だったら、もっと公衆電話を減らしたらいいぢゃん!」とか思うのが世の常ですが、残念ながら電気通信事業法によって、設置を義務づけられているのでそうカンタンにハナシは進まないのです。
まあ、たしかに大規模な地震とかになれば携帯電話がパンクして公衆電話が活躍したりするのでしょうケド、それにしたって、あんな仰々しい箱に誰も使わない電話機を詰め込んでおくのはあまりにももったいないおばけ。
ということで、そんな時代背景を受け、このたび遅まきながら設置基準を緩和すべく総務省が重い腰を上げました。
現状の設置基準だと市街地で500メートル四方に1台、その他の地域で1キロメートル四方に1台となってるのですが、これを一律1キロメートル四方に1台にしちゃわない?というのが総務省の腹案。
だけど、ちょっと待て、とボクは言いたい。
ここはひとつ、思い切って全部とっぱらっちゃえば?って提言したいのです。
それで500億の赤字を解消できるなら、やる価値は十分にあると思んだけどねえ……。


えーと、あと公衆電話に絡んでもうひとつニュースが。
9月3日、福井県のパチンコ店で公衆電話を破壊して中の現金を盗もうとした男が捕まったそうな。
ちなみに、そのとき料金箱に入っていたお金はわずか300円。
まあ、そんなもんでしょう。公衆電話なんて携帯の電池切れのときにしか使わないし、そういうときのためにテレカを持っていたりもするし、いずれ現金が少ないのは想像にかたくないッスよね。
にもかかわらず、福井県ではこの2ヶ月間で20台以上の公衆電話が破壊され現金が盗まれるという事件が発生したってんですから驚きですよ。
どうやら同一人物の犯行である可能性が高いようですが、こちらの被害額が合計10万円。
つまり1台あたり4千円くらいということで、300円ほどではないにしてもたいした額ではない。
にもかかわらず公衆電話に絞って犯行を繰り返した犯人は、なにゆえ公衆電話にこだわったのか。
や、ちょっとしたミステリーじゃないですか。
リスクを減らすなら賽銭箱、手取りを増やすなら自動販売機を狙うのが基本ではないかとボクなら考えますケド、はてさて真相がいかに?
もしかして電話フェチだったなんてオチはないですよね?
that's all


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