呑んで呑まれて……

 




【呑んで呑まれて……】
ビールと発泡酒の違いがよくわからんとです。
で、おなじみの ヒロシ ヒカコラですよ、こんにちは!


今年の流行語大賞は"飲酒運転"です!

……ってくらいに飲酒運転に関するニュースが連日流されているわけですが、これはもうひとつのブーム、一大ムーブメントといっても過言ではないでしょう。
おそらくは、従来より飲酒運転の件数が激増したとかそういうことではないと思うんですよ。
今まで飲酒運転+人身事故の場合に報道されていたのが、今や公務員(特に偉い人)+飲酒運転(酒気帯び含む)がメインとなっているからそう見えるだけなのです。
や、飲酒運転が大罪であることは間違いないですよ。
酒を飲んで車を運転するということは人に危害を加えるかもしれないという認識があったと見るべきだし、それを業務上過失致死傷罪などというヌルイ罰則で縛るのはいかがなものかと思います。
ですから、危険運転致死傷罪の解釈拡大や逃げ得の解消など法の見直しが進められたり、酒気帯びの際エンジンがかからない仕掛けを装備した車の開発がなされたりと総じて良い方向へむかっているように感じてはいます。
でも、ただひとつ不満なのは公務員だから許せない的な風潮が強いということです。これは大いに気に入りません。
公務員だからじゃねえべ! と主張したいワケですよ、ボクは。
あまねく運転免許証所有者すべてがやっちゃいけないことなんだ。
昨今の公務員バッシングは福岡市の3児死亡事故が引き金となっているのは明らかで、ある意味あの事件こそがブームの火付け役ともいえるだろう。
各自治体でも世論の風を受けて職員による飲酒運転の厳罰化が進んでいる。うん、これは良いことだ。
さりとて公務員の飲酒運転ばかりをおおげさに報道するというのはどうなんでしょう?
同じように民間の人が飲酒運転で事故を起こしていても大きくは扱わない、あるいは取り上げることすらなかったこともあったはずです。それでいいのだろうか。そんなんで飲酒運転はホントに撲滅できるのかとマスコミに問いかけたいのです。

ま、それはさておき、9月21日に神戸市長が飲酒運転した職員は原則免職とすることを明言していますが、タイミングの悪いことにその前日に当の神戸市職員が酒気帯び運転で捕まったそうな。
この職員は制度改正前なので免職はまぬがれ、定職か減給ですむ見通しだそうです。
となると、過去に飲酒運転で捕まった職員が幸いにしてまだ職場にバレておらず制度改正以降にその事実が発覚したという場合はどうなるのでしょう。
行為そのものは制度改正前なので停職と判断するか、発覚したのは制度改正後なので免職とするか。
まあ世の中のまっとうな感覚からしたら、やはり後者になるんでしょうね。
だとしたら制度改正前にカミングアウトしちゃえっ!っていう職員も少なからずいるのではなかろうか。
正直、「それ、ズルいわあ」って思っちゃうところですが、きっとこの駆け込み自白が次々と沸いてくるのではないかとヒカコラ的には予測されるわけで、つまるところ公務員の飲酒運転報道に関しては当分ネタに事欠かないのかなあと思ってみたり。

っていうか、もうこの際だから国を挙げて禁酒にしたらどうですかね?
あ、いや、さすがにそれはムリか。
であれば、第4のビールと称してノンアルコール飲料を売り出してはいかがでしょう?
水のような、サイダーのような、ビールのような、そんなファジーな飲み物を。
きっと売れますぜ、えへへ♪
that's all


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