アクロバティック0.75

アクロバティック0.75 第36話(棒太)

こんばんわ、理由さん。棒太です。
なんと言ったらよいものか……
すぐにお詫びのメールすればよかったんでしょうけど、ちょっとバツが悪くて……

あんなメール送りつけるつもりなんてなかったんです。
自分で書いてて、それで憂さ晴らしにしようと思っただけなんです。
すいません。
ああ、言い訳にもなりませんね。
ここ数日、躁と鬱が入れ代わり立ち代わりやってきます。
もういっぱいいっぱいの精神状態です。
僕の心は、今ものすごくネガティブな気持ちで満たされています。
膨らみに膨らんでパンパンになった風船が音とともに破裂したように、歯止めが利かなくなってしまいました。
我慢の限界点を過ぎてしまったんですね、きっと。

すぐにでも死んでしまおうかとも思いました。
一人で逝っちゃおうかなあと発作的に思ったりもしたんだけど、理由さんとの約束を思い出して、なんとか踏みとどまってます。
それに一方的にあんなメールを送りつけたまま死んだんじゃ、いくらなんでも自己チューすぎですからね。
でも、あんな不愉快なメールにさえキチンと返事をくれた理由さんに人間の器みたいなものを感じました。と同時に自分の度量の小ささも……
理由さん、今度、僕の愚痴をきいてもらえませんか?
次はちゃんと冷静に自分を見つめなおして書きますのでお願いします。
正直なところ誰かにぶちまけないとやりきれないんです。

PS せっかくのチャットのお誘いですが今回はパスさせてください。少し気持ちを整理する時間が欲しいんです。


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