選んでいるのではない、選ばされているのだ

 




【選んでいるのではない、選ばされているのだ】
今日のテーマは「緑茶」です。
昨今、ペットボトルの緑茶は需要の伸びとともにその種類も増えてまいりましたが、「粘土の舌」の異名をとるボクにははっきりいって味の違いなどまったくわかりません。
では、数多居並ぶ商品の中からどうやってそれを選びとっているのでしょうか。
デザインか。ノンノン。
メーカーか。ノンノン。
商品名か。イエス!
なんとなくテキトウに手を伸したモノを買っていると見せかけて、実はその商品名によって巧妙に我々の手は誘導されていたのです。
キーワードはズバリ
ボクらはお茶が飲みたいのですから、ラベルにと書いてあるモノを無意識下に選んでしまうのは5歳の子どもにだって理解できる必然の理。

ちょっと実例をあげてみましょう。
「生茶」(キリンビバレッジ)
「十六茶」(アサヒ飲料)
「爽健美茶」(日本コカコーラ)
「お〜い、お茶」(伊藤園)

どうです、いずれもロングセラーの人気商品ばかりですよね。

そのほかにもイロイロございまして――
「お茶ですヨ」(Furuta) ※「お〜い、お茶」ではありません。
「羅布麻爽健茶」(Furuta) ※「爽健美茶」ではありません。

……ええと、一部の例外はあるものの商品名に「茶」を入れるだけでヒット(スタンダード化)する可能性が俄然高くなるということはこれでガッテンしていただけたでしょうか。



しかし、そんな鉄壁の法則をものともせず発売された「伊右衛門」「一(はじめ)」「若武者」などが果してどこまで売り上げを伸ばすのか、あるいは来年の今頃もブジ店頭に並んでいるのか実に興味深いところですよね?
that's all(ガッテ?ガッテ?ガッテ?)


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