そんなあいつは81歳

 




【そんなあいつは81歳】
社会党(現社民党)から輩出された稀有な総理大臣にして、まゆげ仙人"トンちゃん"の愛称で知られる村山富市元首相が自ら運転する車で事故を起こしたそうです。
幸い被害者である自転車乗りの少年は軽傷で済んだ模様ですが、いや、それにしても意外でした。
総理大臣にまで上りつめた人でも、自分で車を運転したりするものなんですね!
ボクはてっきり、リムジンの後部座席にふんぞり返って、トロピカルジュースなんぞをちゅーちゅー啜ってたりしてるもんだとばかり思ってましたよ!(やっかみです)

しかしまあ、それ以上に驚いたのがトンちゃんのお年。なんと81歳だそうです。こっ、現役バリバリの紅葉マークじゃないですか。
なんと申しましょうか、高齢者による運転というのも良し悪しでして、経験値が高いぶん熟練の技術が身についている一方で、老化による反応速度の低下も懸念されるわけですよ。
運転免許には"定年"がないもんですから交通違反がない限りいつまでも運転が可能――ようするに死ぬまで有効(By矢沢猫吉)というのが現在の仕組みなのですが、その安全保障問題に対するブレーキングとして、昨今は道路交通法の改正による高齢者講習制度の導入など老人には厳しい免許更新の条件が課されたりといった措置も取られているようでございます。
あと、反射神経や運動神経などの機能低下もさることながら一番に恐ろしいのが痴呆症です。普段はまともに脳が働くのに、たまたま車を運転していたときに突然洞察力を失われたりされた日にはたまりません。かといって、病院などへ行くときの大事な足を簡単に奪ってしまうには忍びない。実に難しい問題です。
まっ、いずれにせよ今回の事件は、加害者がたまたま元首相だったゆえ、ことさらに大きく取り沙汰されているのでしょうが、この話題が引き金となって高齢者の自動車運転の是非についてクローズアップされることは必定かと思われます。
that's all


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