去年の的中率は３０％（笑）　～アキナ篇～

【去年の的中率は３０％（笑）　～アキナ篇～】

残りものには赤福がある。
で、おなじみのヒカコラですよ、こんにちは！

アタシの名はアキナ。
オントシ２４歳、懲りずに区役所勤めを続けている。

今、こっそりバイトをしてるんだけど、一応公務員は副業禁止なのでバレたら処分ものだ。
別にお金に困ってるわけじゃない。ただ役所の仕事があまりにも退屈すぎて張りあいがないんだ。
残業しないで帰宅して夕飯食べてお風呂に入る。これでだいたい７時。そっから先が超ヒマ。
日本国憲法第１５条で"公務員は全体の奉仕者"とか言ってるけどゼンゼン実感沸かないし、バイトでファミレスのウエイトレスやってるときのほうがよっぽど奉仕している気分になれる。
だけど、どこの業界もマニュアル社会は健在で辟易する。
たとえば最近よく問題になっている飲酒運転。
ウチの店でもアルコール類の注文が入ると、「お車でお出でですか？」と尋ねることが決まりになっている。
でも今まで、「はい」って答えた客にお目にかかったことがない。
マニュアルだと「はい」って答えたら「申し訳ございません。運転者の方にはアルコールのご提供はできないことになっております」とお断りすることになっている。
はい、ここ重要！
マニュアルにはそれしか書いてない。
つまり客も「はい」って答えれば酒にありつけないことは重々承知してるわけだから当然なんとしても飲みたい客は車で来てても「いいえ」って答えるんだよね。
なんかこれって意味なくない？
ようするにウチの店は、飲酒運転を撲滅したいんじゃなくて、責任を回避しつつ企業イメージアップを狙いたいだけなんだよね。
それでもアタシは今日も今日とてマニュアルどおりに淡々と仕事をこなしている。
職場は変わってもアタシはアタシのまんまってことだね。

話はコロッと変わるけど、バイト先でずっと他人の食べる姿を見ていると、なんか人間の食欲ってスゴイなって思えてくる。
メニューを何分もかけて睨みながらアレにしようかドレにしようか悩んでいる様子は滑稽以外の何者でもない。
もしかしたらアタシが"食"に対して執着がなさ過ぎるからそう思っちゃうのかもしれない。
アタシにとっての食事は空腹を埋める作業に過ぎない。
極端な話、トイレと一緒で「出」と「入」の違いがあるだけで単なる作業だと思っている。
食を楽しむつもりもないし、おいしいものを食べたいという欲求もない。
そもそもアタシには好物というものが存在しない。
ただ、嫌いなものだったらいくらでもあげられる。
ニンジン、シナチク、キュウリ、お刺身、納豆、牛乳、セロリ、半熟卵……数え上げたらきりがない。
そんな話をバイト先の女の子に話したら思いっきり変な目で見られてしまった。
ちなみにその子、漫画家志望でバイトしながらプロを目指しているとか。
一度作品を読まされたことがあったけど、恐ろしく独りよがりな内容で最後まで読むのがマジでしんどかった。
はっきり言って向いてない。プロなんてムリムリ。誰か教えてあげればいいのに。
まあ、そう言うアタシも「なんか独特の世界観持ってるよねえ」なんてもっともらしいこと言って愛想笑いを浮かべたものだけどさ。

またまた話はコロコロッと変わるけど、今年もあと２ヶ月。
この時期になると風物詩的に流行語大賞が話題になるよね。
ホントにこんな言葉流行ってたか～？　って首を傾げたくなるような言葉もたまに選ばれたりするんだけど、あの賞ってまずは受賞者ありきみたいなところがあるから、それも仕方ないのかもね。
逆に受賞者がいる以上、マイナスイメージの言葉は賞には選ばれにくいっていう面もある。
アタシ的にはバンソウコウに大賞をあげたいところだけど、んでもって赤城元大臣が顔中にバンソウコウ貼りまくって授賞式に出席すれば超ウケるんだけど……ないよねえ。
ということで今年の流行語大賞トップテンをちょっとマジメに考えてみた。

どげんかせんといかん　【大賞】
どんだけ～　【大賞】
そんなの関係ねえ
鈍感力
ビリーズブートキャンプ
Ｗｉｉ
ＫＹ
ハニカミ王子
身体検査
ねじれ国会

「どげんかせんといかん」は本人以外は誰も言ってないし一個も流行ってないんだけど、この手のイベントに東国原知事は欠かせないんじゃないのかな。
なんてったってまったくオシャレに掛けこなしてないのにメガネベストドレッサーにまで選ばれたくらいだからさ。
……うん、ていうかアタシってホントひねくれてるよね。
こういう性格、どげんかせんといかんよなあ……って、言っちゃってるし！
that's all

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